死んだ亀

デッドタートル

八丈島:居酒屋で寝る女たち

そして再び肝試しタイムである。

宿でもらった周辺地図に載っていた「くじらや」を目指す。

ネットやドライブマップでは情報をあまりゲットできず、それが逆に興味をそそられる店だったので、向かってみることに。

古民家居酒屋とのことだが、古民家なるもの大体わかりづらい場所にある。

しかも暗い夜道・・迷子の末やっと着いたその店は奥まった場所にあり、庭には木だか竹だかが生い茂っていた。まるでジブリの世界だ。

店内に入ると、やはりジブリに出てきそうなかっこいいお婆ちゃん店員がアテンドしてくれる。

ラピュタに出てくる海賊の女船長・ドーラをベリーショートヘアにしたような感じ。

八丈島のおばあさんはみんな恰幅がいいなあと思いながら、座敷に座る。

二人とも芋焼酎のお湯割りを。1軒目でまぁまぁ食べていたが、〆の何かを食べたいねという旨を伝える。

じゃあ何か適当にご飯ものつくりましょうか、と。こういう注文の受け方をしてくる店のご飯は大体美味しいと思っているのでオーダー。

 

実は当時焼酎が飲めなかった私でも、島の芋焼酎は美味しかった。

名前は忘れてしまったが…八丈島で焼酎の美味しさに気づいたので、お土産には「江戸酎」という酒を買って帰った。

しっかりとした芋の香りが美味しいお酒だ。

 

それにしても不思議な空間だった。

ランチは子連れでも多いのだろうか、おもちゃ箱があり、暇つぶしに二人で「記憶お絵かき」をする。

相方の書いたゴジラはなんとも芸術的だ。(圧倒的NO画力なので、偶然の産物)

 

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一番ホットなお題は「一人旅女」

彼女が私たちの旅を素晴らしく色づけしてくれたのだ。

現代社会の闇について考えさせられる機会にもなった。

私たちは再び一人旅女に思いを馳せる。

また来年、運動会を見に八丈島に来るだろう、つまり旅は続いていくということ。

 

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そんなことを話していたら、店の居心地の良さに微睡み始めてしまい、寝てしまった。

その姿を撮る相方。

LINEに作っている「居酒屋で寝る女たち」アルバムにもう一枚追加だ。